中村社長×若手社員座談会中村社長×若手社員座談会

座談会参加メンバー

  • 中村 浩巳

    中村建設株式会社
    代表取締役社長

  • 永延 俊輔

    建築部

    福山大学
    工学部建築学科 出身

  • 藤原 隆斗

    建築部

    日本工科大学校
    建設工学部
    環境建設工学科 出身

  • 小川 真

    建築部

    岡山理科大学専門学校
    建築学科 出身

  • 井上 悠亜

    土木部

    岡山科学技術専門学校
    測量環境土木科 出身

  • 大守 陽向

    土木部

    岡山科学技術専門学校
    測量環境土木科 出身

  • 川﨑 祐慶

    土木部

    岡山県立
    笠岡工業高等学校
    環境土木科 出身

  • 岡村 雪来

    総務部

    福山市立大学
    経済学部経済学科 出身

Q1

現在の仕事内容を教えてください。
また、仕事や生活の中で特に印象に残っている
出来事はありますか?

永延

私は令和5年度こども園施設整備事業高梁認定こども園(仮称)建設工事(建築主体工事)に携わっており、施工管理を担当しています。
印象に残っているのは配属された直後に基礎コンクリートの拾い出しを行ったことです。工事費を算出するためにも正確性が求められる中、初めての計算は不安と緊張がありました。最終的に、作業書の数量と私の計算がほぼ同じ結果になり、とても達成感がありました!

藤原

私は浅口市寄島小学校の義務教育学校改修工事を担当しています。
業務内容は工事写真の撮影・整理、日報作成、コンクリート数量の計算、材料の注文などを行っています。一番印象に残っているのは、コンクリートの数量計算でミスをしてしまったことです。図面だけで計算してしまい、生コンが足りなくなるという事態になってしまいました。現場に足を運んで確認することの大切さを身をもって痛感したので、それ以来、現地で作業されている方とコミュニケーションを取りながら、現場と図面の両方から計算することを徹底しています!

小川

私は令和5年度消防施設整備事業高梁市新消防庁舎建設工事(建築主体工事)に関わっています。
業務内容は工事写真の撮影や安全管理、現場の清掃などです。外部足場を解体した後に、建物全体を初めて見た瞬間は今でも忘れられません!「ついにここまで来たんだ」と感動しました。協力業者様の質問にしっかり答えられたこともとても嬉しく思いました。

井上

私は高梁市落合雨水ポンプ場建設工事その2に携わっており、安全管理や写真管理、日報作成を担当しています。
印象深い出来事は、新人研修が終わってすぐ現場ではなく積算業務を経験できたことです!建設業において重要な役割を担う積算業務について、半年間ではありますがしっかりと学べたことはとても貴重な経験です。

大守

私は令和6年度小田川樋門改善外工事に携わっており、主に写真撮影や書類整理を担当しています。
印象に残っているのは、地盤改良工の薬液注入サイクル写真の撮影を任されたことです。普段の写真撮影とは違って、黒板の内容を調べたり、協力業者様と予定を調整したりすることは初めての経験でした。工事の過程を撮影するサイクル写真は撮り直しができないため、事前準備の大切さを実感しました。撮影漏れをなくすために慎重に撮影に臨んだことがとても記憶に残っています。

川﨑

私は令和6年度高梁川上流維持工事を担当しています。
業務内容は写真撮影や書類作成です。
配属されたばかりの頃、現場の除草作業の範囲のあまりの広さにびっくりしました。でも、1回目の除草が終わって工区内を巡視したときに「自分たちがこんなに広い範囲をきれいにしたんだ!」と感動したことは今でも忘れられません。工区が広い分、充実感や達成感も大きかったです。工期はまだ1年あるので、これからも気を引き締めて頑張ります!

岡村

私は事務業務を担当しています。
具体的には電話対応や請求書作成、振替伝票の入力や備品注文などです。
印象に残っているのは、新しい名刺の変更準備を任されたことです。デザイン確認から注文枚数の集計、発注に完成品のチェックまで一通り担当しました。いろんな方と連携して作業を進めていったので、報告・連絡・相談(報連相)の大切さを改めて学びました。助けていただきながら無事に全社員分の名刺を完成させることができた時の達成感は忘れられません!

社長

みなさん、それぞれの現場で様々な経験を積んでいますね。どんな現場でも、仕事において大切なのは『正確性』です。成功や失敗の背後には必ず理由がありますので、その理由をしっかりと振り返り、次に活かしていくことが大切です。常に完璧を目指すことは難しいですが、同じミスを繰り返さないためには、どう改善できるかをよく考えることが成長に繋がります。また、『聞く力』も非常に重要です。上司や協力業者の方々に遠慮せずに質問して、知識を吸収していきましょう。『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』と言いますが、疑問を解消することが成長の近道です。教えてもらったことをメモに残し、後で振り返る習慣をつけると、さらに効果的です。
事務業務でも、急な依頼や予期しない対応を求められる場面があるかもしれません。そのような時も、気づいたことや学びをメモに取っておくと、次回以降の対応がスムーズに進みます。経験を積み重ねることで、確実に自分の成長に繋がるので、日々の業務を大切にしてください。

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Q2

就職して今日までに何を学びましたか?
また、学んだことを基に描く将来のビジョンがあれば
教えてください。

藤原

少しずつですが、日々成長を実感できていてすごくやりがいを感じています。最初は、分からないことばかりで先輩に言われたことをこなす毎日だったのですが、少しずつ業務を任せてもらうようになって、自分の成長を感じられるようになりました。今では、数量計算や生コンの段取り、書類作成も担当しています。先輩方や現場所長が温かくサポートしてくださり、成長の機会を与えてくださったおかげだと思っています。これからももっとできることを増やして、現場でも会社も、「藤原に任せておけば大丈夫!」と思ってもらえるような存在になれるように頑張ります!

小川

初めての現場では不安も多かったですが、先輩方とのコミュニケーションを大切にすることで、少しずつ仕事に慣れていきました。現場では、準備をしっかりしているほどスムーズに作業を進められるので、事前準備がいかに大切かを実感しています。これからも、先輩や協力業者様とコミュニケーションを取りながら連携し、準備を徹底して取り組んでいきます!

井上

毎月、私たち新入社員をフォローしてくださる会があって、同期とも意見交換できるし、先輩からアドバイスをもらえるのが本当にありがたいです。フォロー会で学んだことは、「教わったことは忘れないようメモをすること」と、「コミュニケーションの大切さ」です。できないことや分からないこともまだまだ多いですが、挫けずに前向きに頑張って、現場を任せてもらえるような人になれるように成長していきます!

大守

フォロー会や勉強会など、先輩と話せる機会が多く、とても安心して仕事に取り組めています。年齢の近い先輩から少しずつ社内の交流も広げられたので、話が出来る人も増え、安心して働ける職場です。社会人になってから、自分の認識の甘さに気づいたことがありました。これまでは、わかっているつもりでも出来ていなかったり、自分のことで精一杯でしたが、周りに気を配ることの大切さを実感しています。周りをしっかり見て行動することを大事にして、先のことを見据えながら、責任感を持って仕事に取り組めるように努力していきます。

川﨑

新人研修が終わってからも、フォロー会やトレーナーからのサポートがあり、安心して業務に取り組めています。また、松山踊りへの参加や高梁市内の見学など、地元の文化にも触れることができ、日々新しい発見があります。私が担当している現場では、伐木や除草などの工事をしているので、他の現場ではなかなか経験する機会が少ない作業を学べることはありがたいなと感じています。日々の経験を積み重ねてしっかりと自分の物にし、次の現場で活かせるよう、頑張っていきます!

岡村

入社してから、様々な部署の方が気軽に話しかけてくれるので、困ったときもすぐに相談できる環境が整っています。本当に恵まれているなあと、日々感じています!分からないことはまだまだたくさんありますが、大きなミスを避けるために、小さな疑問でもしっかり確認すること、進捗状況をこまめに報告することも大切だと学びました。これからは、業務だけでなく資格も含めてもっと知識を増やして、さまざまな業務を任せてもらえるように成長していきます。

永延

施工管理のスキルを早い段階から学べるうえに、年齢が近い先輩とプライベートの話をして盛り上がることも多いので、働きやすい職場だなと感じています!現場では、鉄筋工事や型枠工事など様々な建築工事の基準があること、工事写真の大切さを学んでいます。こうした基本をしっかり理解して、将来的には現場を引っ張っていき、協力業者様と一緒に大きな仕事に挑戦できるよう、成長していきます。

社長

全員がそれぞれの現場で目標意識を持ち、しっかりと成長していて嬉しく思います。新入社員の皆さんをサポートする『フォロー会』は部長や所長からも評判がよく、これからも中村建設の基盤として続けていくつもりです。後輩にアドバイスをすることは、実は自分自身にも多くの学びがあります。4月からは、みなさんもいよいよ後輩をサポートする立場になります!これまで先輩から教わったことを、後輩にしっかり伝えていってくださいね。
現場では、協力業者様とのコミュニケーションが本当に大事です。安全を最優先に進めていきましょう。ヒューマンエラーは完全にはなくせませんが、何かあったときにすぐに対応できるバックアップ体制を整えておくことが大切です。これからもお互い支え合って、より良い現場づくりをしていきましょう。

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Q3

若手社員から社長に聞いてみたいこと。

小川

私は目標を持つことを大事にしています!入社1年目なので、“一人前になる”ことを目指しているんですが、具体的にどんな目標を立てればいいのか迷ってしまいます。日々の業務にどう落とし込めばいいんでしょうか?また、仕事のモチベーションを保つために、社長は普段どんなことを意識されていますか?

社長

現場を任されて初めて“一人前”と言えます。そのためには、「安全」「品質」「工程」「環境」原価」といった、全体を把握する力が必要です。お客様や設計事務所、協力業者様、近隣の方々ともやり取りするので、広い視野を持って、社会性や知識をどんどん吸収していってください。
モチベーションの話で言うと、私は常に目標を持って、自分にプレッシャーをかけるようにしていますね。会社全体を見ながら、“何か問題はないか”と常に考えています。

井上

私は“中村建設が誇れるような社員になりたい”と思っています。社長も昔は現場で技術者をされていたと聞いたのですが、当時どんなことを意識していましたか?若手のうちにやるべきことや、気を付けるべきことがあれば教えてください!

社長

若いうちはとにかく吸収する時期です!まずは社会性を身につけること。そして、幅広い知識をどんどん習得していくことです。それには世の中の動きを意識することも必要。ニュースを見たり、本や新聞を読んだりして、社会の流れを知る習慣をつけるといいですよ。そして、とにかく何事にも諦めずに挑戦しましょう!
技術的な成長を目指すなら、資格取得にもぜひチャレンジしてください。資格試験は一度で受かるとは限りませんが、諦めずに続けることが大切です。

大守

“仕事ができるようになりたい!”と思っているのですが、具体的に何を頑張ればいいのか、うまく言葉にできません…。社長が考える“仕事ができる人”とはどんな人ですか?

社長

仕事ができる人は、「目標を明確にし計画を立てて準備をしっかりする人」「自分の努力を周りに見せない人」だと捉えています。たとえば、お昼休みに10分でも20分でも資格試験の勉強するだけで、毎日続ければかなりの時間になりますよね。業務をきちんと進めつつ、影での努力を継続できる人は、仕事ができる人だなと感心しています。
それから、論理的に考え明確な指示が出せることも、仕事が出来る人と考えます。根性論や感情論に話すだけではなく、“どう伝えたら相手にしっかり理解してもらえるか”を意識すると良いですね。

川﨑

工事写真の撮影や朝礼を担当している中で、業務が忙しいと、ついつい焦ったり緊張してしまってミスをすることがあります。自分なりに落ち着こうと心がけているのですが、うまくいきません…。社長は焦ったり緊張した時は、どう対処していますか?

社長

焦ると余計にうまくいかないことは、誰にでもあります。そうなりそうな時に私は、大きく深呼吸をして一度机に座り、紙に要点を書き出して頭の中を整理するようにしています。
それと、焦らないためには“事前準備”が大切です。想定を上回るような特別なことはそうそう起こらないので、普段から色んなパターンを想定しておくことです。こうすることで、いざという時も落ち着いた対応ができます。また、自分だけで対応できない時は、上司や同僚、協力業者様に相談するのも手ですね。

岡村

建設業経理士2級に今回初めて挑戦します。ただ、わからない問題にぶつかると手が止まってしまい、勉強が思うように進みません…。時間をかけすぎてしまうと、他の範囲に手をつけられなくて焦ってしまい悪循環です。資格勉強のコツがあれば教えていただきたいです!また、さまざまな業務が重なる中で、時間の上手な使い方について考えるようになりました。社長はお忙しい中、どのようにして時間管理をされているのでしょうか?

社長

勉強のコツは、“わからないところで止まらない”ことです。完璧に理解しようとするのも大事ですが、一度飛ばして後から戻るのもアリです。1回目は答えを見ながらザーっと読む、2回目は大事な部分を書き出す、3回目は線を引きながら確認する。そんな感じで、何度も繰り返すと覚えやすいですよ。
それから、時間の使い方も大事ですね。朝早く起きると、頭が冴えていて効率も上がります。夜は早めに寝て、朝の時間をうまく活用してみてください。また、短時間で集中することも意識すると良いですね。試験本番でも時間配分が大事なので、日頃から“時間を区切って解く”習慣をつけましょう!

永延

現在、2級施工管理技士の2次試験と1級施工管理技士の1次試験に挑戦しています。でも、毎日1〜2時間しか勉強ができていなくて、このペースで大丈夫なのかな、、と不安です。社長が資格取得に挑戦するときに意識していた勉強方法や、試験までのスケジュールの立て方などを教えてもらえませんか。

社長

まずは計画を立てることですね。試験日から逆算して、いつまでに何をやるかを決めると、自分の今やるべきことが明確になります。
また、スキマ時間の活用も大事です。ちょっとした待ち時間やお昼休みにも少しずつ勉強すると、意外と積み重ねられます。資格試験に合格するためには、私はノートに書いて覚えるのがコツかなと思います。努力は裏切りません!頑張ってください。

藤原

最近、少しずつ事前準備や先の予定を意識できるようになってきたんですが、急な変更があると、対応がうまくできない時もあり、もっと上手くできないものかと、もどかしく感じています。社長は若い頃、どんなことを意識して仕事をされていましたか?

社長

とにかく貪欲に学ぶことですね!現場で協力業者様がされていて気づいたこと、技術的なことなど、新しい発見はメモに取るなどして、若い時は何でも吸収する姿勢が大切です。学んだことは必ずメモを取る習慣をつけてください。メモは後で読み返した際に、知識として定着します。成功したことも失敗したことも、理由を考えてメモに残すこと。これを毎日続けると、着実に成長できます!

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社長からのメッセージ

  • 社会性を
    身につけましょう

    現場では広い知識と柔軟な対応力が求められます。世の中の動きや、協力業者様の仕事を知ることで、よりスムーズなコミュニケーションが取れるようになります。どんなことも前向きに学ぶ姿勢を心がけましょう!

  • 諦めずに挑戦を

    目標達成に向けて行動し続けることが、大きな成長に繋がります。そのためには、計画を立てて実行し、時間の有効活用を身に付ける事がポイント! 当たり前だと思うような小さな努力の積み重ねは、必ず実を結びます。日々の継続を頑張ってください!

  • 事前の準備をしっかり

    完璧を目指すのは難しくても、事前にしっかり準備をしておけば、いざという時に落ち着いて対応できます。色んな場面を想定しながら経験を積んで、正確性を高めていきましょう!

みなさんが真剣に仕事に向き合っている姿を見て、
とても感心しました。
経験を活かして、先輩から教わったことを
後輩へと繋いでいってくださいね。
中村建設は“小さな困ったを「喜び」のカタチに。”という
パーパス(=会社の存在理由)を掲げています。
より多くの方に喜んでもらえるよう、
社員一同これからも頑張っていきましょう!